あなたの心地よい性別とは:能町みね子『オカマだけどOLやってます。完全版』
わた:子供とAmazonのFireを共有しているから、長男(12歳)に「何、この本?」って言われた。
あめ:能町さんってこういう人だったんだぁ・・・。『逃北 つかれた時は北へ逃げます』を読んで、こういう女子っているよな、と思ったけど・・・。
わた:男性から女性になったけど、オンナ・オンナしてない。
あめ:え、せっかく女性になったのに!?って。
わた:余計なお世話(笑)
あめ:「男性から女性になった→すごくオンナっぽい女性になったはず」という想像が無意識に性差別的なのかも。
わた:能町さんはオンナというより「女子」。
あめ:女子だね。
わた:男子が『逃北』するとして、やっぱりあんな風には語れないかな?
あめ:そう考えると男子も不自由だね。
わた:周りの人たちがまた「自然体」でとてもいいんだよね。
あめ:久しぶりにあった友達を驚かせないように「オカマになってるから」って言ったら・・・。
わた:「もっと変わっているかと思ってたのに・・・。前に会った時とどこが違うの?」って言われたり(笑)
あめ:こういう居場所があるって素晴しいよね。
わた:自分にとって心地よい性に移っただけ。
あめ:能町さんはそう言っている気がするね。