わた☆あめ 脳内読書会

読書ブログです。ヨーロッパより帰国しました(コロナのばか~!)

あなたの心地よい性別とは:能町みね子『オカマだけどOLやってます。完全版』

 

わた:子供とAmazonのFireを共有しているから、長男(12歳)に「何、この本?」って言われた。

あめ:能町さんってこういう人だったんだぁ・・・。『逃北 つかれた時は北へ逃げます』を読んで、こういう女子っているよな、と思ったけど・・・。

わた:男性から女性になったけど、オンナ・オンナしてない。

あめ:え、せっかく女性になったのに!?って。 

わた:余計なお世話(笑)

あめ:「男性から女性になった→すごくオンナっぽい女性になったはず」という想像が無意識に性差別的なのかも。

わた:能町さんはオンナというより「女子」。

あめ:女子だね。

わた:男子が『逃北』するとして、やっぱりあんな風には語れないかな?

あめ:そう考えると男子も不自由だね。

 

わた:周りの人たちがまた「自然体」でとてもいいんだよね。

あめ:久しぶりにあった友達を驚かせないように「オカマになってるから」って言ったら・・・。  

わた:「もっと変わっているかと思ってたのに・・・。前に会った時とどこが違うの?」って言われたり(笑)

あめ:こういう居場所があるって素晴しいよね。

 

わた:自分にとって心地よい性に移っただけ。

あめ:能町さんはそう言っている気がするね。